避妊のこと

ページ内での避妊方法は各自閲覧者の方々の自己責任で行って下さい。なんらかの問題があっても責任は負えません。

項目 性感染症
(STD)予防効果
(単独で避妊の場合)
内容 詳細
外科的避妊 × 母体保護法によって
行える条件付


医師は、次の各号の一に該当する者に対して、
本人の同意及び配偶者
(届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様な事情にある者を含む。以下同じ)
があるときはその同意を得て
不妊手術を行うことができる。
ただし、未成年者については、この限りでない。

 一 妊娠又は分娩が、母体の生命に
    危険を及ぼす恐れのあるもの

 
 現に数人の子を有し、かつ、分娩ごとに、
    母体の健康度を著しく低下するおそれのあるもの

パイプカットをしたから妊娠しないよ、と避妊をしない独身男性へは
複数人の子供の有無により手術が行える内容を伝え確認しましょう!!


2 前項各号に掲げる場合には、その配偶者についても
  同項の規定による不妊手術を行うことができる。
3 第一項の同意は、配偶者が知れないとき又は
  その意思を表示することができないときは本人の同意だけで足りる。


不妊手術を受けた者は、婚姻しようとするとき、
その相手方に対し不妊手術を受けた旨を通知しなければならない。

女性の場合 × 卵管結紮術
分娩直後の入院中に行うのが一番身体に負担が少ない。
一度行うと再生手術はほぼ不可能。
健康保険適応外。 まれに妊娠する場合があります。

男性の場合 × 精管切除術
日帰り手術で行う事がほとんど。健康保険適応外。
術後診察、抜糸あり。
まれに妊娠する場合があります。

ピル × 低〜高容量
用途に応じて使い分け。治療の目的にも投薬の場合あり。

★飲んではいけない人 ★
心臓に疾患がある人、重肝臓病の人、血栓症を持っている人
妊娠中の人などは注意が必要。避妊の場合、21日飲んで
7日お休みする21日タイプ・28日間飲むタイプがある。
21日飲んで7日は休薬(プラセボ)という偽薬を使用し
飲み忘れを防ぐ。保険保険証は対象外。
服用の際には血液検査などが行われる。

避妊リング × 費用約4万円
年に数回の診察、数年毎に交換が必要。
出血、自然俳出などあり自分に合わない
場合は除去する勇気を持つ事も大切です。
女性が子宮に装着する避妊器具。
器具の種類や医師の考え方によりますが、ほぼ2年で交換。
きちんと装着されていれば避妊効果は95%と言われています。
銅付加IUDが解禁になり避妊の効果UP。
健康保険適応外。


ペッサリー ×
専用のゼリーを塗り子宮口へ装着する。
性交の都度、取り出し洗浄する必要がある。
子宮口のサイズに合わせて大きさを決定するには医師の診察必要。

コンドーム 1ダース
(12個)
1000円位

男性器に装着する避妊器具。費用は安価で
確実に装着されれば効果は高い。
女性用のコンドームも発売されました。
デメリットとして装着時期、膣内での抜去法が難点。
コンドームの破損などにより避妊失敗率は10〜20%。


殺精子
錠剤
× ネオ・サンプーン


ネオサンプーンループ錠

メンフェゴールが成分の殺精子剤(避妊膣剤)。
ドーナツ型の白い錠剤です。
1回1錠を性交の約5分前に1錠を乾いた手で扱い膣内深く挿入
(水に溶けやすい)
膣内で発泡しながら溶け膣壁や子宮頚管部に密着。
メンフェゴールは天然植物油から作られた
非イオン型 界面活性剤
(※1)の一種。
膣内で溶け、発泡が膣壁や子宮頚管部に密着すると
はじめて殺精子効果を発揮し始めます。
単独では効果が十分とは言えない。

*溶ける際に結構な温感++
*固い錠剤のため、挿入時かなりの痛みを感じた。
*発泡するまで時間を計るのが面倒だった。
*翌日のオリモノが異常で心配になった。


(個人差あり)
※知人達のモニタ実験による結果

20錠600円位。





殺精子ゼリー - ゼリー 避妊ゼリー

現在は販売されていません
避妊フィルム × マイルーラ
(製造中止)

6〜8つに折り膣の奥,子宮口に届くように入れる。
5〜7分でとけて約1時間ほど
避妊効果がある。フィルムが溶ける時間には個人差がある。
製造中止、現在は見かけなくなりました。

避妊パッチ × 詳細こちら
(英語サイト)

オーソ・エブラ

2001年11月、アメリカで認可された貼る避妊パッチ。
1週間毎に1枚だけ貼り続ける。
一般的な飲み薬のピルと同じ成分が含まれています。
低量のエストロゲンとプロゲスチンを継続的に放出し
排卵を妨害する。避妊には個人差があり
誰でも避妊ができるわけではありません。

オギノ式 × 基礎体温グラフ
との併用

過去約半年間の月経周期
(月経の開始日から次回の月経開始日の前日までの日数)
から最短月経周期と最長月経周期で、
2つの予定月経開始日を決定します。

2つの予定月経開始日より、妊娠しやすい期間を決定し、
2日間の安全期間を加えて禁欲期間とする。
月経周期が比較的一定している場合には
禁欲期間が短いために避妊法として価値がある。

デメリットとして、ばらつきが大きい場合は
禁欲期間が長期になってしまい性交可能な日が少なくなる。
極端な場合にはほとんど毎日が妊娠の可能性が
あるようになってしまい、避妊法としては
他方法と併用した補助的な形になるかと思われます。

膣外射精 × 原始的方法
射精する直前に膣から男性性器を抜去して、
膣外に射精する方法。

避妊効果は十分でなく、妊娠してしまう場合が多い。

避妊法として認めることができず、
しないよりしたほうが多少効果があるといった程度。
決してすすめられる避妊方法ではありません。
性感染症の視点からもすすめられません。


禁欲法 - 体のメカニズム
を利用

妊娠しやすい期間に禁欲する。
方法としてはオギノ式の一部。
その期間は挿入しないような性交が理想。

緊急避妊法 - 黄体ホルモン剤投与、高用量卵胞ホルモン剤の投与、卵胞ホルモン剤・黄体ホルモン剤の合剤の投与(ヤッペ法)ダナゾールの投与、子宮内避妊具(IUD)など
無防備な性交が行われた後、
72時間以内にできるだけ速やかに中用量ピルを2錠服用。
その12時間後に更に2錠服用。


性交後、そのまま放置すれば妊娠が成立する可能性がある
状態の時に妊娠を緊急避難的に回避する避妊法。
具体的には、避妊を行わなかった時・避妊に失敗した時
(コンドームの破損、脱落、ピルの紛失、飲み忘れなど)

例外的にはレイプ後など成立しうる妊娠を回避するための避妊法。
あくまで緊急避難的な避妊法。

避妊効果は著明に認められますが確実的な避妊方法ではない。
最後手段の避妊法であり、第一選択にすべきではない。
低用量ピルでの代用方法がありますが素人解釈はせずに
医師への相談が必要と思われます。


経口中絶薬 - 日本では
未認可

「経口人工中絶剤」RU486

妊娠後49日以内の場合のみ有効。
個人輸入のサイトなどでは高額で販売されています。

リスクとして大量出血があった場合は直ちに医師の治療要。
子宮外妊娠には全く効果がありません。

経口中絶薬は専門医の指導、看護の下で使用されることが前提。
中絶出来なかった場合は、医療機関で服用した事を医師に告げ、
人工流産の処置を受ける必要があります。

そのまま出産すると重度奇形のリスクが十分にある事を考えると
通常通りに中絶手術を受けたほうが
身体的には安全なのではないかとも思われます。

経口人工中絶剤を服用した者に対し、治療を断わる場合が
  日本ではあるそうです。


(※1)界面活性剤=要するに洗剤全般。化学物質。


16/1/30加筆

   




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