中期中絶と初期中絶の違い


どちらの中絶でも手術前日の夜11時以降(病院によって10時だったり9時だったり違う)は
安全に麻酔をかけるため飲食摂取禁止です。麻酔の際に吐き気が起こり水分、食事などが
気管などに入り窒息や肺炎を起こす危険性があるためそれを防止する為です。

当日は病室へ入った時点で化粧を落とすようにクレンジングクリームがあったり
ネイルリムーバーが常備してあったりします。もちろん、ペディキュアも一切禁止です。
コンタクトを常用してる場合は眼鏡に、と指示があるはずです。
(ちぇりーはラミナリアの処置もコンタクト、眼鏡が禁止されました)
前日までにネイル類は落としたりして化粧の必要がない場合などは化粧水、乳液程度で
病院へ行きましょう。特に中期中絶の場合、日数がかかりますから忘れ物がないか点検しましょう。

病院によりますが手術料は前払いの際、後から身内が持参するからと言っても
お断りとなっていました。
ちぇりーが行った病院では生理用ナプキンを持参するよう指示がありました。
中期の中絶は出産とほぼ同じ方法なので産褥ショーツのほうが内診やプロスタグランディン
(膣坐薬)使用等の都合で良いのではないかと思います。

初期手術の場合は全身麻酔(静脈麻酔)をし、掻爬といって子宮の内容をかき出します。
最近は吸引式の手術が多くなってきたそうで従来よりも安全に行われているようです。
日帰りがほとんどですので麻酔の影響を考え、付き添いが必要です。
入院用、または手術用の衣類に替えて注射や検査などをしたり(病院によって違う)
輸血など緊急に備えて血管確保のため点滴をします。
中期の場合は子宮口を広げる処置が数日ありますので点滴は後日になると思います。


初期中絶は子宮口を開き、スプーンのような器具で子宮内をかき出す器械的な方法が
行われています。(3ヶ月に入ると「※1ラミナリア」を使い産道を広げる処置をする場合があるそうです)
これに対して中期中絶はより自然に近い出産と似た状態を人工的に作り出し流産します。
プロスタグランディン(膣坐薬)は未成熟な子宮口をやわらかくし産道を広げやすくする働きがあります。
成長した胎児を摘出できるように陣痛を起こして子宮収縮させながら人工的流産へと導くわけです。
プロスタグランディン(膣坐薬)は中期中絶以外に使用不可。 医師の元で厳重に扱われる薬剤になります。
初期と違い、※2胎盤 が完成しつつあるので胎児摘出後に軽くいきみ胎盤を剥がす処置も行われます。
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初期手術の場合は同意書だけで対処可能ですが12週以降の中期中絶の場合
同意書の他に死産届、死胎火葬埋葬許可証が必要になります。
この場合、埋葬するにあたって火葬する事が前提になりますので病院によっては
葬儀屋さんを通じて全て対処する方式をとっている場合もあります。
聞きにくい事ですが大事な事なので看護婦さんや先生、助産婦さんへ尋ねると説明して下さいます。

死産届は各市町村の戸籍窓口へ提出します。戸籍窓口へ届けたからといって
戸籍には一切のりません。12週以降は法的に書類に残る形をとると思ってもらえれば
分かりやすいと思います。埋葬許可証は火葬後に埋葬する場合、必要になります。
これがないと埋葬ができませんので、きちんとしておく事が大切です。
お骨ですが、最近では引き取らない方が大部分で最終的には無縁仏になってしまう事が多いそうです。
自分で引き取れる場合はお寺さんに安置したままでなく自力で守るほうが望ましいと思います。
後から後悔する事のないように、よく検討したうえで解決しましょう。

(費用、方法など、詳しくは納骨後にUPしていきます)


※1ラミナリア=海草でできた棒状の器具。子宮口へ挿入します。体液を吸い少しずつ膨張します。
  挿入の際、人によって痛みの感じ方はそれぞれみたいです。ちぇりーの場合
  我慢できないほどの痛みではありませんでしたが膨張している間は経産婦のせいか
  眠れないほどではなく生理痛のようなジワジワした鈍痛がありました。
※2胎盤=(おなかの中の赤ちゃんとお母さんの間で栄養分などを通すパイプ役)形は楕円形に近い。
        子宮壁に根を張り巡らせ張り付きます。胎児に栄養などを送り込む不思議な器官です)


   




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